仕事を知る

土屋鞄製造所では製品の企画から製造・販売・アフターケアまで、一貫して手がけています。 つくるひと・伝えるひと・接するひと・支えるひとーー各部門のスタッフが同じ想いを持って革製品をつくり、お客さまへお届けしています。

事業紹介

ランドセル事業

土屋鞄のランドセルの特徴は、子どもたちが6年間安心して使える丈夫さと、飽きのこないシンプルなデザインです。150以上のパーツを使用し、職人の300を超える手仕事によりつくられます。

つくりのこだわり

技術開発

革の開発をはじめ、芯材の強度や金具の耐久性のテストなど、自分たちの目指すものができるまで日々研究をしています。

優しい背負い心地

弾力性の違う二つのウレタンを使ったクッション材。U字形のくぼみが空気の通り道となり、熱がこもりにくくなります。

KABAN事業

2000年代から大人向け革製品の製造がスタートしました。以降、10年以上愛される定番から限定品まで、良質な素材を生かしたアイテムを展開。素材選び・企画・デザイン・製造・販売・修理まで行い、使い手の暮らしに寄り添うことを大切にしています。

定番シリーズ

OTONA RANDSEL

大人ランドセル

ランドセルをつくり続けてきた土屋鞄が、技術と誇りを込めて、創業50年を迎えた2015年に生み出した背負う仕事鞄。背面と肩ベルトにはランドセル製作のノウハウを生かし、快適な背負心地を実現しました。

つくるひと

商品デザイン/商品企画/素材選定
商品製造/生産管理

商品デザイン

持ちやすくて、生活に根付いた鞄。シンプルなのにどこか個性を感じる佇まい。そんなイメージに近づけるようなデザインを、いつも探っています。

商品企画

ランドセルの新色イメージの着想は、さまざまなところから。たとえば自然の美しさに触れたときに、「この色を子どもたちが身につけたら素敵だな」と思ったり。6年間似合う、落ち着きのある色であることを大事にしています。

製造

年上の職人が多い中で言われ続けてたことは、「技術の出し惜しみはするな」ということでした。技術は最大限使って、それを短時間でやれるように努力しろ、って。その教えがきっかけで、スピードもクオリティも技術の一部だという考え方になりました。後輩の指導にあたるときは、こういったことも含めて伝えるようにしています。

製造

ランドセルの背当て部分を担当しています。先輩たちに教えてもらいながら、良いものをつくれるように毎日努力を重ねています。大変だけど、楽しんでますよ。

生産管理

革は天然のものなので、天候やちょっとしたことで納期がずれてしまいます。そういったことも前提にしながら、納品までのスケジュールを管理します。革を生産するタンナーさんや鞄を製作する職人さんなど、それぞれの立場や環境を尊重することを大事にしています。気持ちよく仕事ができると、良い仕上がりにもつながるのではないかと思います。

伝えるひと

Webサイト・紙媒体などの制作/店舗開発

フォトグラファー

直接製品を手にとることができないWEBサイトでは、写真や文章が大事な要素。どう表現したら、お客さまにわかりやすく伝わるかを常に考えて制作しています。WEBサイトは、自分が担当したページはどのくらいの数のお客さまにご覧いただいているのか反応がすぐにわかるので、モチベーションにつながっています。

店舗企画

店舗を訪れたお客さまに土屋鞄の魅力がしっかり伝わるよう、「土屋鞄らしい店舗」「お客さまが商品とともにゆっくりしてもらえる空間」とはどんなものか、日々、考えています。

接するひと

店舗販売/カスタマーサポート/アフターサポート

店舗販売

製品を長く使っていただくということは、土屋鞄と長くお付き合いしていただくということ。選ぶそのときのことだけでなく、お客さまが使うところを想像して、お話や提案をします。

店舗販売

製品をつくるたくさんのスタッフの想いやこだわりを自分が代弁して、お客さまに伝えられるということにやりがいを感じています。お伝えした内容に共感していただいたり、鞄選びのお手伝いができて「ありがとう」と言っていただけると、とてもうれしいですね。

カスタマーサポート

お客さまからいただいたメールや電話の対応をしています。この業務を担当していると、いろんな考え方があるということに気づきます。ひとつの言葉をとってもお客さまはどう感じるのか、自分の考えだけでなく視野を広く持って考えることが大切だと実感しています。

アフターサポート

修理対応は、お客さまと1対1のコミュニケーション。その強みを生かしてもっと密な対応、たとえば使ってくださるお客さまへ使い方や手入れの提案を、もっとできたらいいなと思います。お客さまからいただいた声を新製品企画や既存製品の改善につなげて、より良い製品をつくる循環を生み出すことを目指しています。

支えるひと

管理

労務

スタッフ一人ひとりが楽しく仕事ができる環境を、どう整えていくか。仕事がしやすく力を発揮できると、より良い製品をお客さまにお届けできることにつながると思うんです。直接お客さまに関わる部門ではありませんが、スタッフのその先に土屋鞄を愛用してくださるお客さまがいることを忘れずに仕事をしています。

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